数学

じゃあなんで工学部に行かんかったのか。少しはそう思う。でも、オレの創造欲は現実的なものにとどまってなかったんやと思う。つまり、おれは今でも使う数学は嫌いなわけで、トリビアルやと思ってる。そうでないって声を大にしたい人には申し訳ないんやけど。オレは数学はそれだけで一つの世界があるって感じてる。それだけで創造的やと思ってる。定義、ってゆーか条件を絞っていってやるだけで、いろんな状況下での共通の性質が生まれてくる数学は創造的じゃないですか。人間が完成されてる"数学の中"から"人間の世界"での新しい発見をしてるだけかも知れんけど、それはまた別の話やからおいといて。だから、研究をして数学での新しい発見というのは魅力的なわけで、企業に入って何かのために数学を道具として使うってゆー立場は嫌いなわけです。